REPORT 14 |
2003.01.31.Fri |
2003年のスタートを飾るゲストは、1月6日にスタートした月9ドラマ「いつ
もふたりで」で森永健太を熱演中の坂口憲二さん。 本当に忙しい時期に無理をお願 いしての出演にもかかわらず、打ち合わせの時からエレベーターの扉が閉まるまで、
終始笑顔を見せてくれた。 |
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まずは、懐かしいイントロが流れる。そう、相沢と坂口さんの出会いとなったドラ
マ「恋ノチカラ」の主題歌、小田和正の「キラキラ」だ。 ブースの中でヘッドホン を通して、坂口さんも相沢も曲に聴き入っている。 イントロと共に、様々なシーン
がふたりの脳裏をよぎっているのだろう。ガラスを隔ててスタッフもまた、それぞれ が「恋ノチカラ」を思い返していた。 そんな思いの詰まったメロディにのせて、相沢が坂口さんを紹介。 「どうも、こんばんは〜。ご無沙汰です…あ、ご無沙汰じゃないっすね、いつもお世話になってます」 |
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「いえいえ、こちらこそ(笑)。撮影の本当に忙しい時期にいらして頂いて申し訳ないなあという感じなんですが…でも、こういうところで向かい合う機会ってそう無いんで、ちょっと照れちゃう部分もありますが、普段できない話とか、できたらいい なと思っています」 「そうですねぇ、よろしくお願いします」 「まずですねぇ、今 とても懐かしい曲がかかって…イントロがかかった瞬間、懐かし〜!ってふたりで言ってしまいましたけど(笑)」 「懐かしかったですねえ、出逢いですからね、僕と相沢さんの」 「あれからまだ1年くらいしか経ってないんですよね。確か、『温かなお皿』と『恋ノチカラ』が同時期に撮影が始まるって感じでね。これからよろしくお願いしますって言って・・・なんだかこの1年のうちに、凄いことになっちゃって、坂口くんが(笑)」 「相沢さんのおかげですよ(笑)」 「いやあ、びっくりしました。勿論あの頃から人気はありましたけど、なんか最近になってますます輝きを増して…」 「そうですかぁ?自分の中ではあんまり変わってないと思うんですけどね、多分作品とか出会いに恵まれた一年だったんじゃないかなと思います」 「そういう周りからの影響とかって、あんまり実感することって無いんですかね?」 「うーん、あんまり無いですね。例えば『恋ノチカラ』なんていうのは、やっぱり深津さんや堤さん、あと西村さんががいて、あそこまでできたんじゃないかなって思うんですよね。あの3人の方に支えられて、自分の持っているもの以上の力が出せたんじゃないかなって思うんです。(ドラマを)やっているときはなかなか思わないんですけど、後々再放送とかを見てみると、強く感じますね」 「チームワークが凄いよかったですよね。なんかいい空気が画面から伝わってきて、みんながホントに楽しそうだなって。やっぱり坂口くんのフレッシュな感じとか、勢いとかが良いスパイスになっていたし…」 「いやぁ、なんかノリと勢いばっかりで…(笑)」 「今回の『いつもふたりで』では、あまりノリと勢いっていう感じじゃないところがありますけど…」 「そうですね、これはなんか、すごい宿題を出されたなあ、相沢さんにって思いましたよ。今まだ撮影している段階なんで、あまり詳しいことは話せないですけど・・・」 「そうですよね(笑)。でも健太くんも変わっていきますからねぇ」 「まあ(瑞穂と健太の)ふたりの成長モノっていうところ、ありますからねぇ」 ここで、1通のメールを紹介する。 ラジオネーム赤道一周さんから…と相沢が言うと、そのラジオネームに坂口さんはクスッと反応。 「相沢さんのドラマに登場する坂口さんは、どうしていつも繊細で優しい感じなんでしょうか?」 「…(笑)これは、俺に聞くより相沢さんに聞いたほうがいいんじゃないですかね」 「あはは、これは あたしか(笑)」 メールには、「相沢さんがそういう男性が好きなんですか?」という質問と共に、坂口さんには「相沢さんの脚本の中で一番いいなあと思うのはどんなところですか?」 という質問が。 「そうですねー、前にも話したんですけど、相沢さんのホンで好きなところは、悪い人がいないってことですかね。徹底的に悪っていうのがいないじゃないですか。あのー、結構脇の本当に大きな役じゃない人でも、愛すべきキャラに仕上がっているというかね、そこが憎めないなあっていうのがあるし、暖かいなあって・・・」 「(私)本人を目の前にしてたら言いづらいですよね(笑)」 「なんかね、可愛らしいというか、悪者がいないところが、好きなんですよね」 「悪者を出せ!(と言われたり)とか出さないとまずいというところとかもあったりするんですけどね〜」 「でも、ほんとに出てこないですもんね。人間味があるんですよね、出てくる人全てに。だから今回(のドラマの)健太なんかは、実はキャラクターが薄いと思うんですよ。自己主張をあんまりしない人間だと思うけど、瑞穂とか不破さんみたいな濃いキャラの人たちによって、どんどん自分が変わっていったり影響を受けていったりするのが自分でも楽しいんですけどね」 「うーん。健太くんって、ある意味鏡ですよね。人を映す鏡的なポジションだなと思っていて、すごく大事な人を映して自分も少しずつ心を開いて何かに向かっていくっていう人だなと思っていて…」 また、相沢ドラマの中では、いつ坂口さんが繊細で優しい男性なのはどうしてかという質問に対して答える。 「…まあ、これも以前お話したことがあるんですけど、私にとって坂口君は、初めて会ったときから繊細な方だなあっていう印象だったんですよ」 「・・・!ま、繊細ですよ(笑)。自分ではわかんないっすけどねぇ(笑)」 「いや、すごく強くて男らしいっていうところも勿論あるんですけどー」 「イメージってちょっとやっぱり違うんですよね、多分、みんなが思ってるものと。なんていうんですかねぇ。ワイルドとか、体育会系とかね。でも自分ではそう思っていないんですよね、だから相沢さんて凄いなーって最初思ったんですよね。この(僕の)イメージでホンを書くと、ちょっとやんちゃで…やんちゃっていうか、暴れん坊な感じとか、男っぽくてっていう、そういう部分が強く出ると思うんですよね。逆に自分の中でも繊細っていう部分は気付いていなかったので、ドラマをやってみて気付いた事って多かったですよね」 「『恋ノチカラ』の壮吾くんって、のびやかですごく純粋でって感じでしたけど、今回の健太はちょっと違うけど、繊細で傷つきやすい人、でも受け皿の大きな人っていうのがあるんですよ。そういうイメージを坂口くんに持っております(笑)」 1曲挟んで、再びメールを紹介する。内容は、女性について。 「央子のような訳ありな感じの美人タイプと、瑞穂のような自己中なんだけどどこか憎めない可愛いタイプと、どちらが好きですか?っていうことなんですけど・・・(非常に嬉しそうに笑う)」 「あー…俺はやっぱ瑞穂みたいなほうがいいですねぇ。瑞穂みたいな強い感じが好きですね。でも、瑞穂って可愛いタイプですかぁ?」 「美しいって感じよりは、可愛らしいっていうことじゃ…」 「あーじゃー、逆ですねぇ。美しくて、自己中!?あはははは」 これを聞いて相沢は手を叩いて笑う。 「聞きました?今。すごい可笑しかったよ〜。美しくて自己中ってことは、つまり高飛車ってこと?(笑)」 「高飛車…ってまではいかないんですけど、あんまりあなたに合わせるわとか、なんでもかんでもついてくるっていう人よりかは、引っ張ってくれる人のほうがいいかな。恋愛だけじゃなくてね…」 「ハチは、恋愛に対して臆病じゃないですか」 「臆病ですねぇ」 「坂口君はわりと積極的に行くほうですか?それとも"待ち"タイプ?」 「うーん。"待ち"かなあ。・・・あんまりこう、最後の一歩が行けないっていうか…。そういうところ、結構(ハチと)似てるかもしんないっすね。や、年をとるごとにそうならないですか?昔は結構イケイケだったんですけどねぇ」 「何言ってるの!だってまだ27?でしょ?ねえ!」 「はい、27。いや慎重になっちゃいますよ。昔はそうでもなかったんですけどね。ほんとに学生の頃とかって毎日一目ぼれとかしてましたからね〜。なんかもうノリと勢いじゃないとこありますからね、恋愛は。慎重にね、やっぱり付き合いたいですからね」 「今回(のドラマ)は瑞穂との恋の行方も気になるところなんですけど、まだね。今4話が終わったところで、恋が動き出しそうで動き出してないっていう…」 「うーん。第三者から見ると、なんかこう、いい雰囲気なんじゃないの〜?っていう感じに見えるのかもしれないですけど、演じてる身から言わしてもらうと、なんっとも思ってないですね(笑)」 そこで相沢も爆笑。 「女として、まだ見ていない気がしますね〜。ま、まだ(その先は)言えないですけどね」 「(瑞穂は)あんなだもんね〜」 続いては、「恋ノチカラ」でも「いつもふたりで」でもクリエイターの役柄を演じている坂口さんは、クリエイターという職業に興味を持ったことがありますか?という質問メール。 「あ〜クリエイターですかぁ。そうですねぇ…僕は絵を描くのが好きなんで、逆に文章とか苦手なんですよね。だから相沢さんなんかみると、凄いと思いますよね」 「いや、それはお互い様ですよ〜。役者さんだって凄いと思うし、絵とか映像とかカメラとかデザインとか、私はすごく憧れるんですよ」 「僕も、高校生の頃に、デザイナーになりたいと思ったことが瞬間あったんですよ。すぐ形から入るほうなんで、代々木ゼミナールの造形学校のね、夏期講習で通ったんですよ、当時は絵にすごく自信があったんで。初めてのクラスで箱を描けって言われて、 9時から4時までの結構長い時間で、(描き)終わったやつから帰っていいよって言われて。その時に、自分は本当に時間をかけて自信満々に出したんですけど、周りにいる連中っていうのが、2・3時間でぽっと出してみんな帰っちゃったりするんですよ。で次の日に発表会みたいのがあったんですけどねぇ、あきらかにね、2・3時間で描いたやつのほうが上手くてね、あ〜俺って才能ねえって感じてしまいましてね」 「才能っていうのは、瑞穂もそうですけど、微妙なんですよね」 「そうなんですよ。普通の学校では上手いほうなんですよ。でも(絵の)専門の学校に行ったときにね、すっごい才能がないなって、すっごい感じましたよね」 「ほんとに?それは自分でそう思っただけかもしれない…けど、…でも、そう思う瞬間って本当にありますよね」 「努力だけではほんとにいけない世界ってあるじゃないですか。そう言う感じが絵を描いたときは思って…」 「もともと俳優は目指していたわけではないの?」 「ない…ですね。俳優はないなと思ってましたからね、自分は。性格的にも向いてねえなって思ってたし…」 「じゃあ、わりと自分にとっては意外なほうに転んだというか、開花したというか?」 「そうですねぇ。この世界って実力とか努力とかっていうのも大事だけど、運が大事だなって思うんですよ」 「運も実力ですからねぇ」 「やっぱ俺なんかは、運が八割じゃねえかなって(笑)」 「いや、いやそれは違うよ!でも、運がすごく大事なのはわかるっていうか、何と言っても出会いが全てですよね。特にドラマとかって自分ひとりの力じゃどうにもならないことが多いので、さっきもおっしゃってましたけど共演者の方とか監督とかに引っ張ってもらうことによって、より以上の力を発揮できる瞬間とかってありますよね。ああいうのって感動しますよね」 「感動しますねー。1+1=2の世界じゃないですよね、特にドラマって」 しみじみと語り合うふたり。坂口さんの夢の話なども紐解かれ、和やかな雰囲気の中、 「いつもふたりで」の主題歌「Always」が流れた。 後半は、坂口さんが大好きだというTHE BLUE HEARTSの「青空」を聴く。 「ブルーハーツといえば、学生時代ですね。大好きでしたね。なおかつカラオケが下手なんで(笑)」 「下手なんだ!(笑)」 「知ってるじゃないですかぁ!!…でも相沢さんは歌わなかったですよね」 「あ、『恋ノチカラ』の打ち上げの時ね。私歌いましたよ、深津さんとふたりでピンクレディーを歌いましたよー、もう凄いみんな大酔っ払いでぇ」 「そうだ、でもあの頃僕、意識なかったですからね、既に…」 「そうそう、堤さんと坂口君はほんっとに酔っぱらって、ずっとフロアで歌ってたんですけど、上手いとか下手とかわからないくらい、怒鳴ってて…。その酔っぱらいの中、歌えって言われて、やーいいですいいですって言ってたんですよ。でも深津さんにピンクレディー!って言われちゃったらもうね、幸せでしたけどね(笑)」 「すいません、全然覚えてない…(笑)」 すまなそうに頭を下げる坂口さんを前に、相沢も大笑い。 「じゃ、今回(の打ち上げで)はソロで歌ってください」 「今回は…うーん、まあ。その話はさておき(笑)、この曲(青空)はコマーシャルで歌ってるじゃないですか。あれは自分で選曲したんですか?」 「歌ってますね。あれは何曲か好きな曲を挙げてくれって言われて、ブルーハーツかブームか…ユニコーンとか、その辺で好きなものをやらしてくださいって言って、そんで青空になったんですよ」 「青空の詞とかいいですよねー」 「いいですよねー。特に僕はCMで歌っている、♪生まれた所や〜ってところとか…」 普段は歌いに行ったりとかしないという坂口さんに、月並みだが、お休みの日は何をしているのか尋ねると・・・ 「休みの日ですか?最近はあんまり行かないんですけど、サーフィンとかね、やってたんで。今はもっぱらリラックス系に行っちゃってますね。温泉とかサウナとか、そんなんばっか行ってますねぇ(笑)」 「疲れてるもんねぇ(笑)、忙しくてね」 「ま、後は気分転換に買い物とか、料理とかしたり…」 「料理!料理するんだぁ」 「最近…、やっとするようになったんですよ」 ちょっと照れくさそうに俯く坂口さん。 「どんなものを作るんですか?」と、津々の相沢。勿論スタッフも興味津々。 と、坂口さんは顔を上げて大きな声で言う。 「ボンゴレ・ビアンコ!」 「おーっ!!いいですねぇ」相沢もスタッフも同時に言う。 「それしか作れないんですよ、そればっか作ってんですよ。パターンないんっすよ」 「パスタが好き?」 「パスタ、好き。ワインを結構飲むようになったんで…。あ、いっつも不思議だったんだけど、相沢さんのホンって必ずワインが出てくるけど、あれはあるんですか、何か?」 「あれはねぇ、別に何かあるわけじゃないんですけどね」 「中江さん(このドラマの監督)も不思議がってたんですよ、なんでいっつもワインなんだろうって…」 「あっはっは。あれは私というよりも、プロデューサーのヨッシーなんですよ。『恋ノチカラ』の時は最初からワインって決めてたんですけど、今回は瑞穂がわりと親父キャラなんで、最初ビールとか書いたんですけど、ヨッシーいわく、女の子はワインを飲んでいるほうが可愛いんだって(笑)」 「なるほど!深津さんもそうだったけど、松さんもうま〜く飲みますからね、また」 「松さんってお酒飲むのかな?」 「結構飲むらしいですよ」 「松さんとはどうですか、もうすっかり仲良しですよね」 「あ、結構そうですね。年越しそば一緒に食いました。でも、まじで松さんって普通ですよね。普通というか、変な意味で女優女優してないというか、ほんとに自然体の人だなって思いますね」 「ふたりのリビングでのシーンが、すごく回を重ねるごとに空気がイイ感じになっているなあって思って…これからますます楽しみです」 「ありがとうございます」 俳優として、脚本家として。ふたつの気持ちが見事に融合したときに、画面を通して「いい空気」というものが伝わるのだろう。 ここでもう1曲、坂口さんのお気に入りの曲、ケツメイシの「手紙」がリクエストされた。 「去年とか、運転してて一番よく聴いたのがケツメイシかなーって思って。モンパチとかケツメイシとか、流行り物じゃないけど、ああゆうのが結構好きですね」 「わりと、言葉を大事にしている曲が好きみたいですね」 「あー、そうかも。何か、一回聴いていいなと思うものよりも、何回か聴いてじわじわくるものが好きですね。特にケツメイシなんて最初はそうでもなかったのに、聴いているうちに染みてきて…」 そんな思いが詰まった曲、ケツメイシの「手紙」が流れた。 あっという間に最終ブロックに突入。 「なんかこういうのいいですね、楽しいです。こういう方が話せたりしますね。だって僕、相沢さんを初めて見たとき絶対この人脚本家じゃないって、あのね〜、何の役の人かなって思いましたよ。ラジオもやってるなんてマルチですよね〜」 「器用貧乏なんですよ(笑)でも、色々なことをやるのって大事ですよね」 「そうですね、だから僕も役者にこだわらずにやりたいなって思ってるんですけどね」 「でもとりあえず今年は、映画に出演するんですよね。『新・仁義亡き戦い』!映画は初めて?」 「初めてですねぇ。ウチの事務所の大先輩の高橋克典さんと渡辺兼さんとでやるんですけどねぇ、半端ないっすよ(笑)僕、ワンシーンだけなんですけど、京都まで行ったんですよ。で、行く前に兼さんから電話がかかってきて。『メイクなんかするんじゃねえぞ!ギラギラしたお前のその感じで行けよ!』って(笑)」 「うははっ。なんかよくわかんないけど面白い(笑)」 「ほんと、仁義無き戦いが始まってるんですよ、そこから。で、本番は本番で、本番2分前くらいに克典さんがベンツで撮影所まで来てくれて、『坂口、ちょっと来い。初めてかもしんねぇけど、ほんとにお前にしかできないことをやって来い!散って来い!』と(笑)もう、オッスって感じですよねぇ」 「散って来い!(笑)いい先輩だぁ。もう女性には入れない、確固たるすごい男の世界って感じ…」 「あ、でもね、今回のはそこまでバイオレンスな感じではないと思うんです。わりと台詞で見せたりというところもあると思うし、監督もそういう風に思っているみたいで。僕もまだ見ていないので、ちょっと映画館に行って、お金払って見てみようかなと思ってます」 |
− ON
AIR LIST − 1 キラキラ/小田和正 2 QUICKSILVER/THE SHAINING 3 ALWAYS/光永亮太 4 青空/THE BLUE HEARTS 5 手紙/ケツメイシ 6 四月の雪/相沢友子 |
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最後に今後挑戦してみたいことについて伺うと… 「うーーーーーん。今までにやったことのないことをしてみたいですね。うーーーーん、どんなんだろうなー。ま、(今回の映画は)ほんとワンシーンだったんで、 映画はやってみたいと思いますけどね」 「なんか、絵とかも見たいですよ!」と突っ込む相沢。 「絵ですかぁ…、似顔絵とかは得意なんで、じゃ今度(笑)。・・・でも、絵とかもね、描いてみたいですね。ま、後は旅とかですね」 「あ、旅行といえば私は以前に(坂口さんが出演した)ウルルンを見て感動したんですが。旅もやっぱり人との触れあいですからね…」 「やっぱ、東京とか日本にいるとね、感覚が鈍ってくるとこもあるんで、たまには違う所に行って…っていうリフレッシュも大事だなと思うんで。時間があったら色々なところに行きたいなと思ってます」 「色々なことに触れて、うまく自分をリフレッシュさせて、頑張ってくださいね」 「ありがとうございます。頑張ります!」 坂口さんは、なんとも謙虚な、そして誠実な言葉で締めくくってくれた。 |
<うさぎのちょっとひとりごと> |
自然体と表現される有名人の方はたくさんいるけど、坂口さんは本当に『自然体』です。あんなに大きくて、あんなに素敵で、あんなに注目されているのに、相手を緊張させないオーラ出まくり。それがわざとらしくないのです。びっくりです。 本当にかっこいい人って、かっこつけてないんだなぁって、改めて思ったのでした。 |