REPORT 4

 
 2002.03.15.Fri

 「HEART VOICE」で放送した「恋ノチカラ」出演者の方々のコメントを、特別に公開しちゃいます! みなさん撮影の最中にも拘わらず、温かくスタッフを迎え入れ、 快く質問に答えていただき、本当にありがとうございました(誠に恐縮ですが、敬称 は省略させていだきます)。



最終回間近ということで、収録もあと残すところわずかという段階ですが、今の心境をおひとりずつお願いします。

「そうですね、残念ですね。もうじき終わるというのはね・・・残念、っていうか、ちょっと寂しいですよね。あの、仲良くやってこれたんで・・・まぁ、そんな感じですわ」
西村 「あのやっとみなさんとお話ができるようになれたのに、これからだっていう時に・・・残念でなりません(一同、爆笑)。まだ一度も飲みに行ってないし・・・そんなことはどうだっていいんだけどさ」
「(ワケ分からず)何だよ?」
深津 「やっとみんなから解放される!(一同、ブーイング)うそです、うそですけど(笑)。そうですね、もう最終回前の収録なので、すごく、かなり、体力的にも精神的にもみんなハードで、スタッフも出演者の方も大変なんですけれども、ラストスパートをかけてるっていう感じで、楽しみにしてほしいなって感じですね」
坂口 「楽しかったんで、すごく寂しいんですけどね。それも現実なんで、最後まで役割を、ベストを尽くすしかないです」
「好感度ナンバーワンを狙おうとしてる感じが嫌だね」
深津 「得意技だからね」
坂口 「はい(笑)」

今演じている役に対して、その人間像をどんなふうに思われていますか?

「えーとね、イメージは、最初はこうすごい嫌な感じでね・・・な、人間に見えるように演じたんですけど、だんだん貫井企画というのが立ち上がってきてからは、ところどころ人間的な部分ていうのが出てきたんですけどね。非常にこう、籐子と比べると、何ていうのかな・・・余裕がないというか、まぁ仕事を一生懸命やってるからなんですけど、余裕のない人間なんだなっていうか。そういう、恋愛とか分かんないし。・・・っていう感じですよね」
西村 「そうですね、自分のやってる役は男気のあるヤツだと思います。貫井という男に惚れて会社を辞めて・・・大きな企業でそこそこのポストにいた、それを捨てて、まだできたばっかりの会社に行くことっていうのは、すごく勇気のある行為だと思っていますので。まぁ、真面目に人生に取り組んでいると言いますか、そういう男ではないかなと思っていますね。吉武という男は好きですね」
深津 「籐子は唯一貫井企画の中で女性として存在しているんですけれども、誰からも女性としてあまり見られていないというか、そういう30才の女性の・・・何でしょうか、女性として見られたい部分と、仕事でのキャリアも持ちたい、とか、すごくこう、自分を一生懸命見つけようとしている姿はとても"私もがんばらなくちゃいけないな"って台本を読んだりすると思いますし・・・んー、すごく一緒にいて楽しい人だし・・・んー、籐子最高(笑)? 自分の言いたいこともちゃんと言えるし、何か、やっていてホント、熱くなれる、心をこめられる役ですね」
坂口 「壮吾は・・・最初は結構女好きでチャラチャラしててっていう、そういう軽い人なのかなと思ってたんですけど、やってくうちに結構ピュアな部分があったり、真面目な部分もあったりして、どんどん、何か、変化とか成長がすごい、みなさんと一緒にやってて発見みたいなのが多いんで、すごく楽しく演じさせてもらってますね。まぁ、愛すべきキャラクターになってもらえるといいなって思います」

相沢さんからも、初回からみなさんすごく仲良く、いい雰囲気だということを伺ってたんですが?

深津 「仲、いいですよね」
「うん」
坂口 「出てる人も少ないですからね、今回は」
西村 「吉武は途中からその、貫井企画に入ったので、打ち解けるのに結構時間かかり    ましたよ(一同爆笑)」
「何言ってるんですか?!」
深津 「そんな・・・」
西村 「これは正直な感想なんですけども・・・3人が羨ましかったですね、和気あいあいでいいなと。年はそんなに離れてないはずなのに(さらに一同大爆笑)。だんだん回を重ねるごとに居心地のいい場所になっていったっていうのは不思議ですね」

これは辛かったとか、思い出に残っているシーンとかありますか?

「・・・屋形船か?」
坂口 「ああ、船はかなりね」
「寒かったんですよ」
深津 「そうですねぇ」
坂口 「船、あったなぁ〜」
「オンエアを観てたら、自分らは"わぁ〜"って、こう、"やったぁ〜"ってやってるんですけど、ひとりで寒いという芝居しかしてなかったからね」
深津 「西村さんね」
「そう、西村さん」
深津 「あと、毎回かなりワンシーンが長いシーンが多いので・・・」
坂口 「ああ、そうだそうだ、多いですよね」
「大変・・・」
深津 「セットの時とか緊張しますよね」
坂口 「長いんですよ、ホントホント」
深津 「ねぇ、すごく長い。最長で何ページあったんだろ」
坂口 「10? ・・以上ありましたね」
深津 「それぐらい?」
「いちばん長かったのイタリアンバールじゃねぇか?」
深津 「ああ、みんなで・・・3話?」
「ほら、バラされるところ」
坂口 「郁子ちゃんが来たところですね。緊張したなぁ・・・」
「最近ないです・・・っていうか、もうあたりまえみたいになってきてるかな」
深津 「うん、何か慣れてきた」
「多少長くても長いと思わないよね」

番組のリスナーに、役柄としてのメッセージをお願いします。

「えー、貫井功太郎です。最終回・・・見ろ」
坂口 「(思わずウケる)」
西村 「営業担当の吉武です。どうぞみなさん、最後まで観てください。チャンネルを変えないでね。よろしくお願いします」
深津 「本宮籐子ですっ。みんな、最終回観てねっっっ」
「・・・気持ち悪ぃ」
坂口 「若手ナンバーワンクリエイターの木村です。もう最終回、寂しくなっちゃいますけど、とっておきの最終回を用意してますので、ぜひ観てください。ね、籐子さん」
深津 「うんっ、それはすべて相沢さんにかかってるんじゃないかな」

では最後に相沢さんへ一言ずつお願いします。

「はい・・・ワンシーンが長い!(一同爆笑)台詞が多い。頼むよ、覚えんの大変なんだから。でもどうも、ご苦労さんでした」
西村 「美しい相沢さん、ファンです」
坂口 「(やっぱりウケる)」
「オヤジじゃん・・・」
西村 「今度飲みに行こうよ、割り勘で(笑)。どうもありがとうございました」
深津 「そうですね、こんなに可愛い籐子、女の子像を、何かすごく可愛らしい役を演じさせていただいて、本当にありがとうございます。きっと相沢さんもこんなに可愛らしい女性なんでしょうね。えーっと、もっとゆっくりお話ができたらなと思ってます。ちなみに貫井さんは、貫井像というのは相沢さんのタイプなんでしょうか?ちょっと聞いてみたかったりします」
坂口 「どうもいつもお世話になってます。えー、素敵な台本をホントにありがとうございます。これからも、キレイな相沢さんでいてください(笑)。以上です」

 ※春菜役の矢田亜希子さんはスタジオにゲストとして来ていただき、相沢と一緒に みなさんのコメントを聴きました(REPORT5近日UP予定)。


 さらに主題歌「キラキラ」をリリースしたての小田和正さんからもコメントをいた だきました! 



―小田和正さんコメント―

HEART VOICEをお聞きの皆さん、
そしてパーソナリティーの相沢友子さん、こんばんは。
えー、確か一度どっかの・・・武道館だか、えー、フォーラムは?やってないのかな?
の楽屋でお会いしたと思うんですけども、えー、こうやって何かしゃべるのは とても変な気がしますけども。
さて、えー、あなたと私が組んで作った(笑)「恋ノチカラ」ね?
スタッフに怒られそうですけども・・・。あ、役者さんとね。
もう今これを録音してる時点では第7回目か、8回目がえー、終了しようとしていると ころで。
もうこれがオンエアーされる頃には殆ど終わっているかもしれませんけども・・・。
いよいよ佳境を迎えました。
正直言ってしまいましょう。
私が曲をかいたのはですね、一回目の脚本しか読んでません。
えー、4冊?3冊4冊頂きましたけども、やっぱり先を知ってしまうというのは 観客としてはあまりおもしろくないんで・・・。3冊目読んだから曲が変わるかとい うと
それもないんで・・・。
1冊目読んで、「おっ、なかなかいい本が書けてるな。」
えらそうに言っておりますが、・・・と思ってすぐ曲を書きました。
えー、そういうわけで現時点あの、最後3回?2回?わかりませんけども ドラマを見るのを私も楽しみにしています。
え、というわけで・・・何ですか?かけてくれるんですか?今。
というわけで、それでは・・・あなたと私の共作になりますところの この「キラキラ」を皆さんに聴いて頂きますか?

はい、小田和正でした。