REPORT 5 |
2002.03.15.Fri |
『恋ノチカラ』の最終回を目前に控えた3月15日の放送は、スペシャルということで、なんと倉持春菜役の矢田亜希子さんがゲスト。撮影が終了したばかりというお疲れの時期にも関わらず、あのキラキラした瞳と輝かしい笑顔のまま、スタジオに来てくれました。 まずは、「相沢さんのドラマには必ず矢田さんが登場するのはなぜ?」というリスナーからの質問でスタート。 これに対し、特別な関係が暴露されるのかと思いきや、単純に嬉しい偶然が重なってのことだという事実が判明。お互いに「不思議な縁ですねぇ」と、改めて過去の作品(『やまとなでしこ』『私を旅館に連れてって』)を振り返っている様子は微笑ましかった。 続いて、ふたりの本格的なお付き合いのきっかけとなった『私を旅館に連れてって』 の話題に。相沢は「矢田さんのこれまでのイメージとは違った、カード破産をしちゃうような女性、なぎさの役って、本当は台本を見ただけで嫌だなと思わなかったの?」と、兼ねてから聞きたかったという質問をぶつける。 「とんでもない!逆に、やった!っていう感じでしたよ。やっぱり、『やまとなで しこ』の若葉役のイメージがすごく強かったので、また同じような役を演じるよりも、ちょっとぶっとんだ役のほうがいいなと思ってましたからね。だから、この(なぎさ)役を頂いたとき、本当に嬉しかったんですよ」 「『私を旅館に連れてって』を改めて見返して、矢田さんには結構コメディエンヌ の才能もあるのかもって思ったんだけど」と相沢に言われると、「はぁ(この"はぁ"というのが、実に矢田さんらしいきちんとした"はぁ"なんですよね)、そうですかぁ」 と少し照れくさそうに笑っていた矢田さん。 そんな彼女のリクエスト曲は、REBECCAの「RASPBERRY DREAM」。 曲を聴いた相沢は、「何だかとっても懐かしい」 を連発。この曲がヒットした80年代前半といえば、矢田さんはまだ小学生(!)。 「この曲は、小学生の頃から好きだったんですけど、やっぱり改めてよく聴いてい た、高校生の頃が浮かんできますね…。」 「矢田さんは、女子高?それとも共学だったんですか?」と相沢。 「あ、高校は女子高でした」とくれば、やはり続いての質問は、「どんな女子高生 だったの?」に行き着く。「こんなに可愛らしく見えるけど、意外とサバサバしててはっきりしてるとこあるよねぇ」と突っ込む相沢に対し、意外にも、矢田さんはうなずきながら答えた。 「そうですねぇ、よく"女の子らしさはないのか?"と言われるほど、活発な女の子で、授業中も、隠れておべんとばっか食べたりとかぁ…」 「結構よく食べるよねぇ!元気にぱくぱく食べる姿を見て、ああ、いいなぁと思ったりしてました」と笑いながら相沢が言うと、「あ、はいぃ・・・」と矢田さんも笑った(まるで、某TVCMみたいに)。 そして話題は、やはり春菜像に。 「その時その時の瞬間の感情は、(自分と春菜とが)重なる部分も多いけれど、私は春菜ほど、好きな人ができたら 今まで自分がしてきたこととか、やらなきゃいけないこととかが見えなくなっちゃうようなことは無いですねぇ。」と断言する矢田さん。 「今後はどんな役を演じてみたいと思ってるの?」という相沢の質問に対しては、 「今はもうとにかくきりが無いですねぇ。藤子さんのような役もいずれやってみたいし、滅茶苦茶コメディみたいなのもいいし、根っからの悪人とか、・・・もう思い描くとほんときりがないですよ」と。 「じゃあ矢田さんが30歳になったら、また藤子みたいなドラマを書くんで」 「あ、もうぜひお願いします」 矢田さんが30歳になった頃、一体どんな第二の藤子が登場するのだろうか…。 『恋ノチカラ』のエピソードとしては、西村雅彦さんと堤真一さんのことが飛び出 した。 西村雅彦さんとは、共演しても直接セリフを交わさない関係なんだとか。『やまとなでしこ』のときも、会話を交わすこともないまま最終回になってしまい、今回も、画面に一緒に映ることもあまりなく終わってしまったそうだ。 また堤真一さんのことも、クールな貫井像を演じていながらも、ところどころで明るく楽しい地のリアクションをするというらしく、意外な一面を暴露。 さらに、出演者からのコメントに耳を傾けるふたり(REPORT4参照)。 出演者が口をそろえて言っていたのは、セリフが長い、ワンシーンが長いということ。 相沢が「(爆笑)・・・長かったですか?」と聞くと、「はい、長かったですねぇ」と間髪いれず答える矢田さん。 「私は幸い長いセリフというのは無かったですけど・・・長いシーンでたとえ自分のセリフが無かったり、たった一言だったりしても、自分の取った間とか、自分が言ったたった一言のせいでそのシーンが台無しになってしまうと思うと、もうとっても怖かったですよ〜」 同じシーンや同じ会話が長く続くと、「視聴者が飽きるのでは?」と、作り手側としては不安になるもの。でもこのドラマに関しては、1回目の状態を見ただけで、「あ、この人たちだったら大丈夫だ」と確信したので、思う存分長いセリフ、長いシーンを書いたという相沢の本音もこぼれた。 矢田さんは4月からまた新しい連続ドラマ「よいしょの男!」に、稲垣吾郎さんの恋人役として出演が決定している。今度こそ切ない想いをしないですみそうですと笑った矢田さんは、こんなことも語ってくれた。 「今度、堤真一さんと共演することがあったら、絶対に私が堤さんをふる役をやりたいですね。それか親子役もいいなと、堤さんとも話したんですよ。年齢差は、堤さんの老けメイクと私の三つ編みでごまかして(笑)」 それを聞き、爆笑しながらも、ぜひ堤さんと矢田さんが親子関係にあるドラマの脚本を書かせて欲しい、と相沢。 「ぜひ お願いします!!」と矢田さん。 想像するだけでコントだねと、最後は笑いっぱなしのエンディングとなった。 |
― ON AIR LIST ― 1 I BUILD THIS GARDEN FOR US/LENNY KRAVITZ 2 RASPBERRY DREAM/REBECCA 3 LOVE LOVE LOVE/DREAMS COME TRUE 4 キラキラ/小田和正 5 TROUBLE/COLD PLAY 6 僕のせいじゃない/相沢友子 |
<うさぎのちょっとひとりごと> |
どうして 矢田さんの瞳はあんなに綺麗なんだろう・・・ アニメのように、キラリンッって音がする感じの輝きでした。 それにしても 最終回はもうすぐ。 あーどうなってしまうの、気になる気になるぅという気持ちと、 あーこれで完結してしまうのね、終わりなのねという気持ちとで、 木曜日の夜10時を待ってるのって、結構キツイかも。。。 |