エントリー

愛しの女子モドキたち

2017/06/20

2017062001.jpg

人は見た目が100パーセント』無事放送が終了しました!


・・・寂しい・・・
何でしょうね、ものすごく寂しいです・・・
きっと女子モドキたちが奮闘する姿を描きながら、
私自身が元気をもらっていたんですね。


最初はとにかく手探りだった脚本づくり。
ビューティー研究をど真ん中に据えて、
それを損なわずにオリジナルストーリーを紡いでいくというのは
想像以上に難しいことで・・・これまでと同じセオリーが通用せず、
ちょっと違う脳みそを使わなきゃならないというか、
とにかく特殊な作業でした。
でも、回を重ねるごとにだんだんとコツが掴めてきて、
気がつけば書くのが楽しく、
自分なりに新境地が開けたような手応えがあり。
努力すること、変わろうとすることの大切さ、
一緒にがんばってくれる人たちがいてくれることの素晴らしさ、
それを改めて胸に刻んだ日々でした。

何といっても大きな力となったのが、
キャスト陣のチームワーク。
特に女子モドキ3人の仲の良さは本物で、
それが画面を通して伝わってきて
微笑ましい気持ちになるんですよね。
過密スケジュールで大変なこともいっぱいあったけど、
いつも明るい彼女たちの笑顔があったから
みんながんばることができたんじゃないかな。
そんな温かい作品に携われて本当によかった。
拙い脚本に命を吹き込んでくれた
スタッフ&キャストのみなさんに心から感謝しています。

 

2017062002.jpg

最後に。
「このドラマには悪い人が出てこないから好き」という
言葉をよくいただくのですが、それがとても嬉しいです。
榊のキャラクターについては様々な解釈があると思いますが、
私は彼も「悪い人」ではないと思っています。
歪んでるし、ダメな奴ではあるけれど、
本質は純と同じように硬い殻に閉じこもっている臆病な人。
彼も変われる可能性を持っている、愛しい人間のひとりなのです。
だから大丈夫。今は自分が嫌いでも。
いつか素敵な人になれる、そう信じていようよ。
彼にそう言ってあげたいです。

 

2017062003.jpg

先日、打ち上げでお会いした時に原作者の大久保先生から
『ひとパー』最新刊をプレゼントしていただきました。
なんと似顔絵とサイン付き!贅沢!!
自分の顔を漫画で描いてもらえるのって
ものすごく嬉しいものですね(かなり美化されてますが)。
「うわー!!」って思わず叫んじゃいました。

「笑い」って本当に難しいけど、
人を元気にする大きなパワーを持ってますよね。
ページを開けばいつでも
城之内さん、前田さん、佐藤さんに会える。
ビューティー研究は終わることなく続く。
だから寂しくなんてないですね。
彼女たちは今もどこかで笑っているよ。

2017062004.jpg

Utility

記事検索

インスタグラム

Instagram

アーカイブ

Feed