種田さん
- 2004/12/11

種田さんこと小日向文世さんが出演する舞台を観に行った。
あ、マジックショーではなく(笑)、「マダラ娘」というお芝居です。
ある劇作家の失踪をめぐってくり広げられるミステリー。
小日向さんは作家の妹の婚約者を演じていたんだけど、
語り口が軽快で、愛嬌たっぷりで、種田さんの面影はまったくなし。
絶妙な間合いで観客を笑わせる姿は、
お芝居全体のムードと相まってサーカスのピエロのように見えた。
笑顔の向こうにふと垣間見える暗闇。
役者さんにこんなことを言うのは失礼かもしれないけど、
小日向さんは本当に演技がうまいんだなーとしみじみ思ってしまいました。
話もとても面白く、謎が謎を呼んで
最後まで引っぱられていく感じだったんだけど、
結末は私にはどう解釈していいのかよく分かりませんでした。
えー、何でー、頭悪いから??
きっととても奥の深いテーマがこめられているんだと思うけど、
もう少しだけ答えの糸口がほしかった。ああ、気になる。
「めだか」の打ち上げで種田さんに会ったらちょっと聞いてみようかなぁ。
会場が紀伊國屋サザンシアターだったので、
せっかくだから終演後に高島屋をブラブラ。
外へ出たらもう日は暮れて、通りがイルミネーションの明かりと
人・人・人ですごいことになっていた。
クリスマス前の土曜日にタイムズスクエアに行くなんて
考えなしだったかも。しかもひとりだし。
でも雪だるま可愛かったから撮ってきたよ。