no title
- 2005/01/23
遅ればせながら「ハウルの動く城」を観ました。
宮崎作品の中では「トトロ」や「千と千尋」みたいなほのぼの系よりも、
「ラピュタ」や「もののけ姫」のようなシリアス系の方が私は好み。
(「ナウシカ」は別格ね)
「ハウル」はどちらかというと前者かなーと思っていたので、
なかなか腰が上がらずにいたんだけど、
甥っ子と姪っ子に「連れてって」と言われ、子守りを兼ねて行くことに。
で、いざ観てみると、ほのぼのでもなくシリアスでもなく、
大変ラブリーでスイートな物語だったのでした。意外・・・
正直あんまり好きな世界ではなかったけど、
人が誰かを純粋に愛する姿っていうのは素直に胸を打つものだよね。
木村拓哉さんの完璧な王子様っぷりも清々しいと思ったし。
そういえばハクといいハウルといい、
切れ長の目をした美少年の登場が続くのは、
何か意味があるんでしょうか。
前はもっと素朴でふつうの男の子が多かったよね?
映画が始まる前に子供たちとランチを食べて、
オモチャ屋さんで買い物をして、ゲームセンターにも寄ったので、
終わった頃にはもうクタクタ(笑)。
お母さんって大変なのね。
あの子たちの目にはスクリーンの中の世界がどんなふうに見えていたんだろう。
その景色は、もう私には二度と見ることはできないんだなぁ。