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札幌へ

  • 2005/11/04

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「大停電の夜に」札幌キャンペーンに同行してきました。
さっぽろ映画祭での舞台挨拶と、
札幌ファクトリーでのクリスマスツリー点灯式が今回のメインイベント。
その合間に取材が入ったり、
最後にJRタワーでシークレットの点灯式もあったりして、
なかなか盛り沢山な一日だった。
メンバーは源監督、豊川悦司さん、田畑智子さん、荒木さん、
アスミック宣伝チームと現場スタッフ合わせて総勢12名。
みんなで「大停電の夜に御一行様」と書かれたバスに乗り(笑)
あちこち移動する感じは、さながら修学旅行のようでした。
夕食は北海道ならではの海の幸をたっぷりと堪能・・・
その後のお酒の席はみんな妙にテンションが高くて、ひたすら笑い転げてた。
実は田畑さんが酔っぱらうとかなり面白いという噂を聞いて、
(映画の中の酔いっぷりも結構おかしい)秘かに楽しみにしていたんだけど、
その前に宣伝部・内田かれん嬢が目覚ましいまでの弾けっぷりを披露し、
それに圧倒されてしまって他は誰ひとり酔えないという事態が発生。
いやぁ、ある意味いいもの見せてもらいました。かれんちゃん最高です。

写真はファクトリーアトリウムでの点灯式の様子を舞台裏から撮ったもの。
日本最大のクリスマスツリー、綺麗だったなぁ。
会場はすっかりクリスマスモード、
何と一万人近いお客さんが集っていたそうで、
何だかその場にいるだけでウキウキしました。

 

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翌日、一同は大阪キャンペーンへと移動。
私はひとり札幌に残り、懐かしい方たちとの再会を果たしました。
もう何年前になるかな?10年くらい前?
札幌AIR-Gでラジオのレギュラー番組を持っていて、
2年間収録に(前半は生放送だった)通ってたんだよね。
番組が終わってしまってから、ずっと「行きたい、行きたい」と思いつつ、
気づけばこんなに長い月日が・・・
せっかく久しぶりに来たので連絡をしてみると、
当時のディレクターだった欣也さんも、
ソニー札幌営業所にいた小南さんも快く時間をつくってくれました。

AIR-Gのスタジオは何も変わってなくて、
入った途端に、あの頃考えていたこと、
抱えていたことがブワッと胸に蘇ってきた。

 

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そんな私に欣也さんが「聴かせたいものがあるんだよ」と、
いきなり最終回放送の録音MDを聴かせてくれました。
予想外のことに驚き。っていうか、何て粋な計らいでしょうか。
札幌に通っていた時期はいろいろと悩み多き年頃で、
何となく葛藤だったり混迷だったりといったイメージが強く、
だからこそ大切に感じる時間でもあったんだけど、
スピーカーから流れてきた私の声は思ったより明るく元気で、
それに何故だかホッとしている自分がいた。

よかった、元気で。
私も今、元気だよ。
大丈夫。これからもがんばるよ。
あなたに負けないくらい、もっともっと、ずっとずっと。
だから、安心してね。

そんなことを思いながらしばし耳を傾け、
もらったMDを大切にポケットにしまってスタジオを出ました。

 

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収録に行くと必ず時計台の下にあるカフェに寄って、
入り時間までひとりでネタを考えてた。
写真は大好きだった山中牧場のソフトクリーム。
すごくさっぱりしてて美味しいんだよ。

欣也さんは今もAIR-Gにいて、新たな番組を創り続けているとのこと。
小南さんはソニーを退社し、その後も札幌を拠点に音楽事務所を立ち上げ、
活動の場を広げている。
それぞれがそれぞれの道を歩いていて、でもたまにこうして会って、
「時間は確実に流れてるんだなー」なんて言いながら、
相変わらずの調子で話ができるのっていい。
現状報告と今後の展望を夢中で話しているうち、
あっという間に時間は過ぎてしまいました。

他にも札幌在住の友人夫妻の新居を訪ねたり、
太宰賞で知り合った作家の冴桐由さんと会ったり・・・
最後は札幌ソニーでプロモーターをしていた岡川さんが結婚し、
駅構内でジューススタンドを経営してるという話を聞きつけ、
一瞬だけど挨拶に寄ってから電車に乗った。
どれも突然のお誘いだったので、
空いている人とだけ会えればラッキーかなと思ってたんだけど、
結局会いたい人全員と会えてしまった。
慌ただしい旅だったけど、すごくすごーく嬉しかった。
キャンペーンで得るものもたくさんあったし、行ってよかったなぁ。

みなさん、忙しい中時間をつくってくれて本当にありがとうございました。
今度は10年後と言わず、また近いうちにゆっくり旅行に行きたいです。

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