奈良へ
- 2007/09/22
ふと思い立ち、奈良へ行ってきました。
京都を訪れる機会はわりと頻繁にあるけれど、
奈良をゆっくりと歩き回るのはすごーく久しぶり。
記憶の中の印象よりも、ずっと奥が深くて、神秘的で、
興味深い発見がたくさんある街だと思った。
決して派手ではないけれど、誰もが懐かしさと親しみを覚え、
心静かになるところ・・・
こんな街で暮らせたらいいなぁ、と結構真面目に考えちゃいました。
春日大社にて。何か好きなんだよね、ここ。
修学旅行で来た時も、確か同じアングルで写真を撮った気がする。
春日大社の鹿みくじ、ENGLISHバージョン(笑)。
こんなの初めて見た。可愛すぎる・・・
東大寺の大仏殿の中で遭遇した修学旅行生たち。
先生の注意をやる気なさそうに聞いている姿が、妙に懐かしい。
この子たちくらいの年だと、
まだ奈良の良さは分からないだろうなぁ~なんて、
年寄りくさいことを思ってる自分がおかしかった(しかも偉そうだし)。
奈良には歴史ある建物を改築した食事処や甘味処がいっぱい。
料理の味だけじゃなく、お店の雰囲気も一緒に味わえるのが嬉しい。
もちろん三食和食づくし!
写真は興福寺境内にある茶屋でいただいた茶がゆ弁当。
奈良で古くから食べられていた茶粥と、
野菜の炊き合わせ、胡麻豆腐、柿の葉ずし、わらび餅など盛り沢山。
大変美味しゅうございました。
奈良といえば何といっても鹿。
若草山の頂上にも、草を食む鹿さんたちが
まるで放牧された羊のように群れていました。
後ろの夕日も相まって、ちょっと神々しい光景です。
鹿と私。
奈良公園にいる鹿とは違って、
ここの鹿さんたちはあまり人に馴れていないようで、
近づくとサッと逃げてしまう。
なので微妙な距離を保って一枚(笑)。
そんなこんなであっという間に過ぎていった2日間。
短いながらも実りの多い、とても素敵な旅でした。
また改めて時間を取って、今度は京都・奈良をコースで堪能したいな。
最近少しずつ「和」の趣向が強まりつつあったのだけど、
それがさらに加速していく予感がします・・・ふふ。