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やっと観た！
同じ伊坂幸太郎作品でありながら、
『重力ピエロ』とはまったくテイストの異なる、
夢と希望に溢れた愛すべきフィッシュストーリー（＝日本語でホラ話）。
いやあ、笑った。楽しかった。
そして表現に携わる仕事をしてる身としては、
とても純粋で大きなパワーをもらった感じ。

たとえすぐに結果は出せなくとも、自分が必死でやり遂げたことが
どこかにいる誰かの人生にちょっとしたキッカケを与えて、
それが波紋のように広がり、いつしか大事なことにつながって、
自分がまったく知らないところで世界を変えているかもしれない・・・
そんなことが本当にあったら、どんなに素晴らしいだろうと思う。

ラストの曲に乗せて、バラバラだったストーリーが
ひとつに繋がっていく流れは鮮やかだったな～。
あれは映像でしかできない表現だもんね。
伊坂幸太郎×斉藤和義のカップリングに拍手を贈ります。

予告編で『重力ピエロ』が流れた時は、妙にドキドキしてしまった（笑）。
仙台の先行上映初日まであと9日。東京での公開まで一ヶ月あまり。
その日が待ち遠しいです。