*

最近はひたすら湾岸スタジオに通い詰める日々です。
なんかもうね、時間が飛ぶように過ぎて行くのよね・・・恐ろしい。

昨日はテレコムセンター（湾岸スタジオのすぐ近く）で
WOWOWドラマのロケが行われていたので、
打ち合わせの前に顔を出し、主演のおふたりにご挨拶をして来ました。
藤原紀香さんとは『世にも奇妙な物語』で
ご一緒させていただいていて以来、何と10年ぶりの再会！
10年経っても圧倒的な美しさは変わらずで驚きでしたが、
それを相手に意識させない、飾り気のない気さくな人柄がさらに素敵。
短い時間だったけど、作品について直接話すことができて嬉しかったです。

渡部篤郎さんとは映画『重力ピエロ』でご一緒させていただきましたが、
お会いするのは今回が初めて。
あの力の抜けた独特の雰囲気、大人の男の色気・・・
思い描いていた役のイメージそのもので、期待がますます膨らみました。
（スタッフの話だと、ご本人はクールなだけじゃなくて、
いい具合に砕けているのがまた魅力みたいなんですけどね）
紀香さんも渡部さんも佇まいが本当にキレイなので、
並んでいるだけで絵になります。
生野監督が撮る映像も重心が低くていい感じだったし、
完成が待ち遠しいです。

ところで『女と男の熱帯』は設定が真夏のお話なので、
キャストは全員夏服なんです（！）。
昨日もこの後は夜の神社で夏祭りのシーンを撮ったとか。
ああぁ、想像するだけで胸が痛い。
脚本書いてる時は真冬に撮影するなんて思ってなかったから・・・
でも、みなさん毎日笑顔でがんばっているらしいです。
プロフェッショナルですよね〜。本当に尊敬します。

そんな過酷な撮影だけど、現場は和気藹々と和やかで、
とってもいい雰囲気だった。
自分が書いたものが具現化していく瞬間というのは、
何度経験してもワクワクする。
『ビブリア古書堂の事件手帖』もすでにクランクインしてるので、
近々様子を窺いにいくつもりです。
そこでパワーをもらって、引き続き執筆に励もうと思います!