エントリー

NHK山形発地域ドラマ

  • 2015/03/02

2015030201.jpg

先日、山形にてNHKのニュース番組に出演してきました。
実は山形発地域ドラマの脚本を執筆することになり、
その制作発表が生放送で行われたのです。
(そう、以前の日記に載せたシナハンの写真は
山形だったんですよー)
キャストはまだ未発表のため、
出演は私と石川プロデューサーのふたりだけですが。
公式HPにダイジェストの動画がアップされてるので、
よかったら見てみてください。

 

2015030202.jpg

2015030203.jpg

ニュース番組に生出演するなんて初めて。
待機している間、ニュースが紹介されたり天気予報が流れたり、
見慣れた光景の裏側が見れて何だか面白かった。
緊張するかと思ったけど、隣で石川Pが緊張しまくりだったため、
意外と冷静でいられました(笑)

 

2015030204.jpg

2015030205.jpg

今回のドラマのモチーフは、
山形県高畠町出身の浜田広介が書いた童話「泣いた赤おに」。
友情のために悪役を演じ、赤おにの前から姿を消した青おに。
残された置き手紙を読みながら、赤おには涙を流す・・・
誰でも子供の頃に一度は読んだことがあるのではないかと思いますが、
もし物語に続きがあったとしたら、赤おにはどうするのか?
青おにはどこでどんなふうに生きているのか?
二匹の友情が復活することはないのだろうか?
そこを着想点とし、現代の人間に置き換えて友情ドラマを作れないか、
という依頼を山形局からいただきました。

プロットをつくる段階で、せっかくなら実際に「泣いた赤おに」の
続編公募を行ってはどうかという話が出て、
地元のイベントとドラマを連動させることが決定。
「これは地域発ドラマならではの面白い経験ができそうだぞ」と
期待を胸に高畠町へシナハンに行き、
たくさんのインスピレーションをもらって、
「私の青おに」という脚本が生まれました。
まだ直しを重ねている段階ですが、少し苦くて痛みを感じる、
でも最後は優しい気持ちになれる、
そんな温もりのあるドラマになると思います。
山形のみなさんはもちろん、ぜひ全国の方に見ていただきたいです。

 

2015030206.jpg

2015030207.jpg

2015030208.jpg

2015030209.jpg

2015030210.jpg

2015030211.jpg

シナハンで受けた高畠の印象は放送でも語っていますが、
古き良き日本の風景がそこかしこに残っていて、
朝靄にかすむ墨絵のような山の稜線や、
石切り場に漂う静謐で深淵な空気など、
町全体がどこか幻想的で、まさにお伽噺の世界。
本当に赤おにがひょっこり現れても
不思議じゃないなって感じがした。
そして地元の方たちもみなさん生まれ育った町を愛していて、
とても温かくて素敵な人たちばかり。
快くいろんなお話を聞かせてくださって、
どうもありがとうございました。

 

2015030212.jpg

最後に、「俺も出たかったー!」と悔しがっていた(笑)
ディレクターの倉崎くんと、
シナハンを仕切ってくださった高畠町役場の深瀬さんを交えて一枚。
放送は秋、まだまだ長い道のりです。
がんばっていきましょう!

ページ移動

Utility

記事検索

インスタグラム

Instagram

アーカイブ

Feed