光を求めて
- 2004/11/07

いよいよ脚本づくりも最終回に向けてカウントダウンが始まりました。
今日は午後1時から午前1時近くまで12時間ぶっとおしで打ち合わせ。
うひゃーって感じだけど、
まぁこの時期になるとそれほどめずらしいことではないかも。
さすがにずっと会議室では煮詰まってしまうので、
途中で外へ食事に出て、お肉を焼いて現実逃避。
さらにカフェに移動して、甘いものでまた現実逃避(笑)。
なんてことをしながらも物語の行方をひたすら探り続ける。
いつも思うんだけど、こんなに長い時間ひとつのことを
考え続けるのってそうあることじゃないよね。
っていうか、この仕事始めるまで
ここまで頭使ったことなかったと思う、私は。
「世にも奇妙な物語」を書いてる頃は、
会議が終わるたびに疲れて口もきけなくなってたもんなぁ。
途中からだんだんワケが分からなくなって、もうどれだけ考えても
出口を見つけることは絶対にできないような気がしてくる。
でも、最終的にはどうにかトンネルを抜けるものなのよねー。
それって大抵最後の1時間くらいに予想外の方向からいきなり光が
差してくるんだけど、やっぱりそれまで彷徨っていた経緯がないと
そこには辿り着けないわけで・・・
その時の感覚は何とも言えないものがあります。
ちょっと不思議な快感っていうかね。
人生ってぜんぶがそういうことなのかもね、なんて
大げさに思ってみたりして。
しかし会議室ならともかく、ふつうのお店で大のオトナが5人揃って
「うーーーん」って黙りこんでる図はどうかと思うよね(笑)。
平気で30分も1時間も誰ひとり口を開かず、
ふと雑談タイムに突入したら大声出してゲラゲラ笑ってるし。
いったいどういう集団に見えるのかな。
ちなみに高橋さんは以前に喫茶店で
女性ライター×男性スタッフふたりで打ち合わせをしてる時、
借金取りに間違われて店員さんに声をかけられたそうな。
確かに高橋さんならそう見えます。あはは。