ラブハンドル
- 2006/02/05

パルコ劇場にて原田泰造さん主演のお芝居「ラブハンドル」を観賞。
第三舞台プロデュースということで、ちょっと楽しみにしてたんだけど、
いかにも第三舞台!って感じは特にしなかったかな。
まぁ時代は流れているわけだし、まんまってことはないと思ってたけどね。
ラブハンドルというのは、お腹の周りにつく贅肉のことを言うらしい。
倦怠期のカップルを中心とした中年の男女が、
「恋愛とは?」「結婚とは?」「夫婦とは?」とそれぞれに悩み、
やがて自分なりの答えを見つけていくお話。
細かく気になるところはいろいろとあったものの、素直に面白かったです。
鴻上さん独特のシニカルな台詞に笑わされ、
富田靖子さん演じる千鶴の純粋な思いに泣かされ(弱いんだな、ああいうの)、
最後には「夫婦っていいなぁ」とか思ってる私って単純でしょうか(笑)。
何かね、あったかい気持ちになれて、よかったですよ。
泰造さんは、やっぱり素敵な役者さんだと思う。
今回の役もいい感じにハマってたし・・・
舞台でもテレビでも映画でも、
自然に空気を自分のものにしちゃうところがすごい。
きっとセンスがいいんだろうな。
いつかまた一緒にお仕事したいです。
写真は、関係ないんだけどあまりに可愛く撮れたので。
こんな純粋な目で見られたら、とても意地悪にはなれないよね。
無邪気に誰かを愛せる心って、そういう強みを持っていると思う。
しみじみ。