深呼吸
- 2002/08/11
ついこの間書き上げた脚本が、早くも撮影に突入した。
フジテレビで一日ロケをしているというので、
打ち合わせも兼ねて現場を覗きに行ってきたんだけど・・・
折しも花火大会の開催日と重なって、お台場は大混雑!でした。
とにかく中へたどり着くまでにいつもの10倍は体力使ったって感じ。
でも、窓越しに見える花火は絶景で、
スタッフ&キャストのみなさんはロケ弁当を食べながら大盛り上がり。
束の間のイベント気分を味わえたので、まぁラッキーだったのかな。
最近は仕事もようやく落ち着いて、
いつものペースを取り戻してきました。
今は書き終えたものたちが形になるのを楽しみに待ちつつ、
次なる創作へ向けて呼吸を整えているところです。
しばらくはお誘い事も泣く泣く見送る日々が続いていたんですが、
久しぶりに服部祐民子ちゃんを始めとする仲間たちと集ったり、
(服部さん宅初訪問!ネコの"母ちゃん"の可愛さにクラクラしちゃった)
友人がスウェーデン大使館のパーティーで歌うというので、
なかなか貴重な機会だと面白がって観に行ったり、
筑摩書房編集部の方々にメニューのない究極の(しかも安いらしい)
中華を食べに連れていってもらったりと、
いきなり充実しております。
あ、それから先日、
新橋演舞場にて上演中の「アテルイ」を観てきたんですよ。
劇団新幹線のお芝居を観るのは初めてだったんですけど、
メチャメチャ面白かったです!
市川染五郎さん演じる蝦夷の国の族長・アテルイと、
堤真一さん演じる大和の国の将軍・田村麻呂というふたりの男。
彼らが互いを認め合い、だからこそ正々堂々と最後まで戦い抜く姿が
カッコよくて、その誇り高い生き様にラストシーンでは思わず涙が
こみ上げてしまいました。
水野美紀さんの凛々しい戦いぶりと身のこなしも新鮮だったし、
映像と舞台とではまったく違う魅力を放つ、
役者さんの奥深さに感動しましたねー。
行ったのが初日だったので何かとアクシデントもあったようですが(笑)、
そんなことはもちろん3時間半という上演時間の長さも感じさせない、
本当に見応えのある舞台でした。
今度は帝国劇場に「ラ・マンチャの男」を観に行きます。
こちらも素晴らしい舞台