息抜き
- 2002/07/24
窓の外で蝉が鳴いてます。
キーボードを叩く手を止めて「あー、夏だなー」と思ったりした昨日。
ウズウズと遊びに行きたくなる気持ちを抑えて、
真面目にPCに向かっている日々です。
今月はめずらしく仕事が重なってしまったので、
さすがの私ものんびり人と会って、美味しいもの食べて・・・
なんてことはやってられない状況でした。
たまの息抜きといえば友だちとの長電話と、
「勉強勉強」と自分に言い聞かせつつ、
打ち合わせ帰りに映画を観ることくらいだったかなぁ。
ちなみに観たのは「スターウォーズ・エピソード2」、
ちょっと遅ればせながら「スパイダーマン」、
ずっと見損ねていた「ハリー・ポッター」(これはビデオで)など。
・・・ぜんぜん勉強になってないじゃん(笑)!
そうです、別に次回作でSF大作に挑戦するってわけではないです。
私が書きたいのはやっぱり日常に根づいたたわいない出来事の中の、
ちょっとした発見や感動だったりするわけで。
でもさ、SFっていいよね。夢があるよね。好きなんだよね~。
特に忙しくて気持ちがピリピリしがちな時には、
ついつい選んで観てしまう。
まぁでも、もちろん設定は架空であっても、
そこで描かれるのは主人公を取り巻く人間関係ですからね。
「スパイダーマン」なんかはむしろそっちの方がメインだったし。
大切なのは何を観るかじゃなくて、
観たものに素直に感動できることなんじゃないかなーと思います。
息抜きといえば、BBSの書き込みや、ラジオやHPを通していただく
みなさんからのメッセージを読むのもそのひとつ。
最近は「恋チカ」ノベライズ本に関しての感想や意見、
質問が多かったですね。
人によって様々な受け止め方があるようですが、
「どうして相沢さん自身が小説も書かなかったのですか?」
という質問について、ここで少し触れておきます。
これは、本当に個人的なこだわりなんですが、私が「小説」と「脚本」
というものを完全に別物として考えているからなのです。
小説を書くのと脚本を書くのとでは使う頭や姿勢も違うし、
伝えたいテーマ、手法なども微妙に変わってくるんですよね。
だから「脚本」として完全燃焼した世界を「小説」にすることはあまりにも
難しく、また私にとっては意義を見出せないことだったというか・・・
だけど「恋チカ」を文章として残したいと言ってくれる人がいるのは
とても有り難いことなので、だったら違う作家さんの手に委ねて、
どう料理されるのかを私自身も楽しもうと決めたわけです。
だから、ノベライズ版「恋ノチカラ」はある意味で新しい物語というか、
ドラマをベースにしたもうひとりの籐子が生きる世界だと捕らえています。
何だか生意気に聞こえるかもしれませんが、
みなさんにもそういう前提で本を手にしてもらえたら嬉しいです。
さて、最後になりましたが、
今週の「HEART V0ICE」に、渡辺美里さんがゲストに来てくれます!
きっと大きな刺激を与えてくれること間違いなし、と期待しております。
聴けない人はスタジオレポートを待っててね。