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かもめ食堂

  • 2006/05/01

200605011133.jpg

何て愛くるしい映画でしょう。
画面に映る街や人や服や食べ物や、
それをひとつひとつ眺めているだけでも心が浮き立つ。
旅行したいなーとか、美味しいものが食べたいなーとか、
こんなふうに生きたいなーとか、そんなことを、
ごく自然に、素直に、ほんわかと考える素敵な時間。
休日にお天気のいい部屋で風に吹かれてお茶など飲みながら、
とても趣味のよい雑誌を気軽にめくっているような、そんな映画だった。
小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんの
個性的な存在感に力をもらった。
もうすぐ35才になろうとする私が、
「ああ、もっともっと年を重ねて、味と深みのある魅力的な人間になりたいわ」
なんて思っちゃうんだから、スバラシイ。
こういう物語の在り方もあるんだなぁ。

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