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この一週間、風邪を引いてずっとグズグズ・ゲホゲホだった。
が、今朝目覚めたら、ようやく頭の真ん中に居座っていた重たい物が消え、
視界がずいぶんとクリアになっていた。
しかも外はいい天気。
それで何だか突然思い立って、大掃除を始めることに。

まずは今にも崩れて来そうな原稿の山を片づけ、
長いこと開けてなかった机の引き出しを整理し、
要らない本とＣＤと靴を半分くらいせっせと捨てた。
ホントは洋服とバッグも・・・と思ってたんだけど、
あっという間に日が暮れてしまい、そこまでで本日の作業は終了。
それでも部屋が広くなったような気がして大変心地よい。
普段からマメにやっときゃ、いつもいい環境で仕事ができるのにねぇ。

ところで昨日は久しぶりに栗山とディナー。
「重力ピエロ」が完成したお祝いにということで、
彼女が美味しいロシア料理をご馳走してくれた。
小ぢんまりとして落ち着ける、とても温かみのある素敵なお店。
さっぱり優しい味のボルシチと、
熱々ホクホクのピロシキが絶品で幸せいっぱいになりました～。

「重力ピエロ」が映画として成立するまでの5年間、
栗山はずっと隣で経過を見守ってくれてたからね。
「よくがんばったね、偉いよ、トモちゃん！」という
彼女お得意の魔法の言葉が、いつにも増して心に響いた。
まだ公開まで半年もあるわけだし、
映画としての勝負はこれからって感じなんだけど。
脚本家としての責任は一応果たしたってことで、一安心かな。
これで次もまたがんばれるよ。
栗山ありがと、これからもよろしくね。