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久しぶりに加藤いづみちゃんとランチ。
タイ料理をがっつり食べた後、デザートにパンケーキを食す・・・
という暴挙に出てみた（笑）。
どうしても両方食べたかったのよー。

いづみは最近『堂本兄弟』や『ミュージックフェア』の
コーラスのお仕事が忙しく、それに加えてデビュー20周年記念に
上田ケンジさんと浪漫舎というユニットを組んでアルバムを作ったりと、
意欲的に活動していた様子。

これがそのアルバム『ピンクノイズ』。
早速i-podに入れて毎日聴いてます。
高橋研さんとのゴールデンコンビもいいけど、
上田さんの音が紡ぎ出すダークで物悲しい世界観も好きだ。

いづみの声に浸っていると、四六時中音楽のことばっかり考えていた、
「あの頃」のことを鮮明に思い出す。
さながらタイムマシンのように。
今はなきライブハウス、新宿パワーステーションの楽屋で、
初めて彼女と言葉を交わしたのがもう20年も前なんて・・・
何だか不思議な感じだな。

そういえばこの間、打ち合わせ中の雑談として、
「人生で最高に楽しかった瞬間をもう一度味わえるとしたら、いつがいい？」
という話になった。
で、「いつだろう？」と考えてみたんだけど。
「あの時かな。いや、やっぱりあの時か？
待てよ、あの時も、あの時もいいな。うーん、あの時も・・・」
と、次から次へと候補が浮かんでしまい（笑）結局ひとつに絞れなかった。
そしてそれは、とても幸せなことだと思った。

でも、もし本当に戻れるとしても、過去には戻りたくないかな。
これから5年後、10年後に振り返った時、
「もう一度味わいたい」と思える瞬間を、今生きていたいから。
というより「明日さらに最高の瞬間が訪れるかも！」と
いつも期待していられるような、そんな欲張りな自分でいたい。

だから私は今日も、ベストを尽くすのです。