高畠町にて・温泉とロケ地と
- 2015/12/20
お仕事抜きの高畠一泊旅行。
昭和縁結び商店街の打ち上げ宴会に参加した翌日は、
まず朝イチで温泉に入りました。
宿泊したフォルクローロ高畠は高畠駅直結のホテル。
部屋の窓から目の前を走る電車を見ることができます。
私は鉄マニではないけど、
なんかアミューズメント感があって面白い。
そしてさらに。
温泉施設まで駅に直結してるんです!
なんか不思議な光景でしょ〜。
入る時はまだ人気がなかったんだけど、
戻ってくる頃には電車を待つ乗客がわんさかいて、
風呂上がりの無防備な姿で横切るのがちょっと恥ずかしかった(笑)
まあ、誰も気にしちゃいないだろうけど。
朝食は昨日お土産にいただいたラフランスを剥いて食べた。
温泉であったまった身体に瑞々しい甘さが染みました。
倉崎監督がお迎えに来てくれ、
ラストシーンで莉子が歩いていく田園風景を見に行ったり。
夏目が作業していたぶどう農園に立ち寄ったり。
撮影時期は初夏で一面の緑と鈴なりのぶどうが
光を受けて輝いていたけど、今は冬。
なんだか物寂しい感じです。
でも、霧に煙る枯れた景色もまた違った趣きがあって、
私は好きだな。
その後、夏目役の木南晴夏さん&
夏目の少女時代を演じた上白石萌歌さんに
ぶどう栽培の実技指導をしてくださった、
冨樫ぶどう園の冨樫さんのお宅へ。
旅先で地元の方のご自宅へ伺う機会なんて
なかなかないから、ちょっと嬉しい。
冨樫さんと奥様と倉崎監督とコタツを囲み、
電子技法栽培の葡萄でつくられたこだわりのジュースと、
つや姫でつくった自家製のお餅をご馳走になりました。
(後日お土産まで送っていただき、ありがとうございます!)
昨日の宴会の食事もそうだけど、
誰がどこでつくったかが分かっていて、
余分な加工をせずに安心して口にできるものを
毎日食べられる生活っていいなぁ。
今年は体調を崩してしまったから、より有り難みを感じる。
「食べるものって大切ですよね」って話を冨樫さんにしたら、
「何を食べるかはもちろんだけど、
毎日規則正しい時間に食べることも大切だね」と言われました。
う・・・耳が痛い。
仕事が忙しいからって言い訳してちゃダメだよね。
これからはできるかぎり気をつけます。
最後は商店街の会合シーンのロケが行われたお蕎麦屋さん、
菊亭でくつろぎのひと時を。
広々とした古民家で手打ちの十割蕎麦と
名物のお漬け物が食べられます。
お餅をいただいたばかりだし、
軽くお蕎麦を・・・と思ってたんだけど、
メニューを見たら米沢牛の牛丼が。
「・・・このミニ牛丼とお蕎麦のセット食べたい」
「・・・やっぱ肉好きっすね、相沢さん」
で、つられた倉崎監督も同じ物を注文(笑)
ふたりで苦しい、でも美味しい、と言いながら完食しました。
はぁ〜、満足〜。
というわけで、高畠での楽しい時間は
あっという間に過ぎていきました。
倉崎くん、2日間お世話さまでした。
高畠町では来年『私の青おに』にちなんだ地域イベントを
行おうと企画を進めているそうですよ。
ロケ地をめぐるサイクリングツアーとか、
商店街で家庭料理が食べられるグルメツアーとか。
他にも楽しそうな構想がいろいろ。
実現したらお知らせするので、
興味のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。