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CHICAGO&才原警部の終わらない明日

  • 2015/12/27

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朝ドラ『マッサン』でマッサンの妻エリー役を演じていた
シャーロット・ケイト・フォックスさんが
主演を務めるミュージカル『CHICAGO』。
彼女のマネージャーをしているお友達の恭子ちゃんから
お誘いを受け、先日観に行ってきました。

麗しい悪女たちがズラリと並ぶステージはキラキラと艶やかで、
歌も踊りも躍動感に満ちていて迫力があり、
クリスマスシーズンにピッタリの素晴らしいショーでした。
物語はとてもシンプルなんだけど、
CHICAGOという街の刹那的な繁栄にオーバーラップして、
女という生き物が持つ美しさ、したたかさ、滑稽さ、
逞しさ、物悲しさ・・・それが理屈ではなく肌感覚で伝わってくる。
個人的には、自分も女であることを自覚し、
前向きに生きて行くパワーが湧いてくるような、
そんなひと時を楽しむことができました。

それにしてもシャーロットさん、
エリーのイメージとはまったく違うキャラですね。
動きも表情もお茶目で愛らしく、まさに小悪魔という感じ。
でも何事にも努力を惜しまず、
全力投球で向っていく芯の強さは変わらず伝わってきました。
心から拍手を贈ります!

 

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そして。
『マッサン』つながりで言うとシャーロットさんとも
共演していた堤真一さん主演の舞台、
才原警部の終わらない明日』も観てきました。
私は堤さんの舞台というと、
野田MAPの『キル』初演の時がとにかくカッコよくて
いまだに強烈に頭に焼きついてるんだけど・・・
今回はこれまたイメージがまったく違うというか、
とても同じ人とは思えないキャラを演じていたので
度肝を抜かれました(笑)。

8本のコント風エピソードを繋ぎ合わせた
ストーリー構成だったんだけど、
見たこともない堤さんの一面がこれでもかってくらいに満載。
歌あり踊りありコスプレもあり、
「えー、こんなこともやっちゃうの?」ってことまで実に潔く、
プロフェッショナルに!こなしていて、
思わず笑わされてしまいました。
堤さんもだけど、小池栄子さんもすごかったなぁ〜。
笑いっていちばん難しいですからね。
ある意味役者としての幅を見せつけられたというか。
なんか滅多に見られないものが見られて
得した気分になりました(笑)!


お芝居でも音楽でも、
生のステージってやっぱりいいなと思う今日この頃。
10代の頃は週に2〜3回は
小劇場やライブハウスに足を運んでいたものだけど、
年を重ねるにつれて忙しさに追われ、
だんだんと遠のいてしまって。
時間がふとできた時にフラリと入れる映画館の方が気軽だから、
ついそっちに行ってしまうのよね。
でも、わざわざ日程を決めて、チケットを取って、
その日を心待ちにするのが舞台鑑賞の楽しいところ。
幕が上がるまでの何ともいえないワクワク感、
ステージと客席の呼吸が相まって空気をつくる一体感、
映像では味わえない違った魅力があるんだよね。

これからはまたなるべく時間をつくって、
LIVEな刺激を楽しみたいと思います。

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