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セミオール

  • 2005/02/23

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日活の試写室にて「大停電の夜に」のセミオールが行われた。
セミオールというのは、編集の終わったフィルムをスクリーンに映写して、
不備がないかどうかを最終チェックする作業。
この段階で脚本家が呼ばれることは少ないらしいんだけど、
私は今回映画初体験で、
映画というものがどのようにして創られていくのか、その過程に興味津々。
プロデューサーの荒木さんはそれを汲んで、
スタッフの顔合わせや撮影現場など、細々と声をかけてくれるのです。
感謝。

まだ音楽も効果音も何もない状態だし、
途中何度かフィルムを止めて意見を交わしつつの試写だったけど、
役者さんのお芝居と映像の美しさに引きこまれ、
気づいたら最後まで観ていたという感じ。
この環境でそれって結構すごいことかもしれないと思ったりして。
大停電は起きてるんだけど、思っていたほど映像が暗いって印象はなく、
全編を通して温かい空気が漂っていたのがよかったなー。
これも源監督と永田さんを始めとするスタッフの力ですね。
まだあまり詳しい内容には触れられないけど・・・
私の中でグッと完成への期待値が増したことは確かです。

11月の公開に向けて、様々な仕掛けも画策中。
雑誌「ソトコト」では今月号から「大停電新聞」なる連載が始まり、
次号に私のインタビューも掲載されます。
興味のある方は読んでみてね(近々OTHERSペ-ジに詳細アップします)。

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