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映画「大停電の夜に」がようやく完成し、
関係者を集めての試写会と打ち上げパーティーが開かれた。
久々に顔を合わせるスタッフ・キャストのみなさん。
ハードだった暗闇の中の現場とは打って変わって、
会場は和やかで華やいだ空気に包まれてました(笑)。

「大停電の夜に」は観終わった後にじんわりと心があたたかくなる、
そして傍にいる人たちに対して優しくなれる、そんな映画だと思う。
そのせいか、打ち上げの後半は全体的に語りモードに入っていたような。
感想や反省から始まり、それぞれの登場人物を通して
恋愛観や人生観などを熱く話しているうち、
本当にあっという間に時間が過ぎてしまった。
帰りたくないなーと思える、とても素敵な夜でした。

公開はまだまだ先なんだけど、
それに向けて来月から雑誌「FRaU」にて
「大停電の前に」という短期集中の連載小説がスタートします。
(序章はすでに昨年クリスマス発売号に掲載済み)
基本的には源さんと交替で、名義はカリュアードで執筆。
久々の小説、しかもいつもとは違う新しい試みなので、
いろいろ頭を悩ませてますが、それもまた刺激的でなかなか楽しいです。
とりあえず6月4日発売の第一回は私が書いてます。
詳しい内容などは近々OTHERSページにアップするのでご参照くださいませ！

(photo by 中野正貴)