恐怖のツボ
- 2003/04/29
週末に映画「ドリームキャッチャー」を観てきました。
原作は言うまでもなくスティーブン・キング。
またしても新潮社の編集者さんから原作を送っていただき(いつも感謝して
ます)、公開までに読み終えなければとがんばってはいたのですが・・・
結局半分までしか進まず(だって4巻まであるんだもん)、
いちばん中途半端な見方をしてしまいましたー(笑)。最低だね!私!
でも、途中までしか読んでなくても、原作の方が面白いのはやっぱり明白。
まぁ予想していたことですけどね。
キングは希代のストーリーテラーだと言われているけど、
物語そのものよりも細かな人物描写が秀逸なのだと思います。
だからそれを短時間に凝縮するのは本当に難しいんだろうな・・・
キングに限らず、よくできた原作を映像化するのは大変なこと。
何といっても人の想像力は無限ですから、それには叶いません。
きっと忠実に再現しようとするのではなく、
違った切り口を見つけて別物にしてしまうしかないんだろうなー。
なんて、このところ立て続けに原作ありきの仕事を持ちかけられたせいか、
そんなことを真面目に考えてしまいました。うむ。
それにしてもホラーものを映画館で観るなんて何年ぶりだろ。
「ドリームキャッチャー」をホラーと定義するかどうか微妙だけど、
基本的に怖いの苦手ですからね、私は。具合悪くなっちゃうし。
今までの数少ない観賞歴の中で最も印象深いのは「シックスセンス」かな。
あれって幽霊が幽霊っぽくないというか、
ふつうにそこに立ってたり、後ろを横切ったりするでしょ。
何かそれが妙にゾッとしたんだよね。
今でも時々思い出すもん、髪洗ってる時とか。
「え~?あんなのが怖いの~?」と思う方もたくさんいるでしょうが、
恐怖のツボって人それぞれなんですよ。
私の友達は「世にも奇妙な物語」で放送された「帰れない」という、
サラリーマンの男が家に帰れなくなる話をこの世で最も恐れてました。
思い出すと泣きそうになるらしいです。
(「奇妙」といえば映画の特別編の一本を書かせてもらった時に、
試写で「雪山」を観て泣きそうになったな・・・)
ところで話は変わりますが、「HEART VOICE」の携帯サイト、
みなさん覗いてみてくれました?
bay-FMのホームページから簡単に行けるので、まだの方はぜひ!
このHPとはまたちょっと違う、新しい交流の場ができて嬉しいかぎり。
ではあるんだけど、実は困ったことも・・・
ページには番組のコーナー説明、私の日々のつぶやきなどの他に、
「うさぎの部屋」なるものがありまして。
スタジオレポートでもお馴染みの構成作家・うさぎさんが収録中の裏話を
書く場所なんだけど、これが何を書かれるか分からないというか、
うかつなこと言えないし、できないって感じなんだよねー(笑)。
おまけにphotoコーナーに写真がアップされるから、
身なりにも気を使わないといけないし。
別にラジオで顔が見えないからってスッピンにジャージ姿で
行ってたわけじゃないけどさ(笑)。たまには手抜きする日もあるでしょ?
まぁこれもいい緊張感だと、前向きに受け止めるしかないですかね。
今月のゲストは「ドランクドラゴン」のおふたりでした。
お笑いの方に来ていただくのは番組初だったのですが、
トークのキレがさすが!って感じでしたねぇ。
そうそう、塚地さんは霊感が強いらしく、恐怖体験の話も出てたっけ。
レポートがアップしたら読んでみてください。
私は結構ツボに入りました・・・