パリでアート
- 2013/11/19
二週間のパリ旅行。
今日はアートについてのお話。
前回来た時は脚本取材が目的だったので、
その合間に観光名所をザッと案内してもらったものの、
ゆっくりと美術館を見て回る時間はなかった。
だから今回はせめてルーブルと、
オランジュリーの睡蓮くらいは見たいなぁと思っていた。
・・・が。
実際に行ってみたところ、想像以上の大行列に愕然とし、
「うーん、こりゃ無理だ。諦めよう!」
とあっさり引き下がってしまいました(笑)。
そもそも行列に並ぶという行為が人一倍苦手なのよー。
早起きして朝一番で行けば入れるんだろうけど・・・
まあ、そこまでの情熱は持っていなかったってことだね。
ガッカリです(自分に)。
それでも、パリは芸術の都。
アートに触れる機会はそこかしこにある。
リディがアートシーンに詳しいということもあり、
知人が主催するアートイベントのオープニングレセプションに行ったりとか。
注目株のイラストレーターの個展を見に行ったりとか。
会場の外の壁にも作品が。
この人の絵、なんか好き。
彼女はSophie Lormeauさん。
前回の脚本取材で紹介され、
友だちの出産祝いに絵をプレゼントしたところ、
その友だちがすっかりファンになってしまったようで。
またパリに行くと言ったら「ぜひソフィーさんの絵を買って来て!」
と頼まれたので、再会して来ました。
直接ソフィーさんから作品を見せてもらい、好きなものを選びます。
絵はもちろんだけど、住んでるお部屋もとっても素敵で可愛い。
これも作品の一部なんだね。
こちらは自然史博物館。
はい、美術館ではありません。
でも動物の剥製をこんなふうに展示するなんて、すごくない?
そして薄明かりの中に浮かび上がる、
ガラスの檻に閉じ込められた様々な生物・・・
これはもうアートでしょう。
りょんのオススメで観に行った「Crazy Horse」。
いわゆる女性の裸体をメインとしたショーだけど、
卑猥さはまったく感じさせない上質なエンターテイメント。
同性の目から見ても「女性の身体ってなんて美しいんだろう」
とうっとりしてしまうような、甘美で幻想的な世界に感動・・・
私にとっては紛れもなくひとつのアートでした。
他にもメトロの入口とか、道路に書かれた標識すら洒落ていて心惹かれる。
気がつけばカメラのシャッターを押してるんだよね。
私は文章ばかり書いててあんまり絵心がないんだけど、
この街で暮らしていたら、いずれ絵を描いてみたくなったりするのかも?
アートに溢れた日常、憧れます。