山形再訪
- 2015/11/21
山形発ドラマ『私の青おに』おかげさまで無事放送終了しました。
ご覧になってくださったみなさま、楽しんでいただけましたか?
放送の前日と当日、久しぶりに山形へ行ってきました。
夏目役の木南晴夏さんと一緒に地元新聞の取材をいくつか受け、
夕方のニュース番組の生出演を見学させてもらったんですが、
ドラマや役づくりについて語る生の声を間近で聞くことができ、
また移動の合間にあれこれと話もできて、とても楽しかったです。
こういう機会、ありそうでなかなかないですからね。
木南さんとはTOKYO FMのラジオドラマ『恋愛パズル』で
お仕事させていただいた時に、その演技力に惚れてしまい、
またご一緒させていただきたい!とずっと思っていました。
しかも、彼女の現在の担当マネージャーは、
私がホリプロで音楽活動をしていた頃のマネージャーだった、
ヤバちゃんこと矢幡さん。
このブログでも何度か書いているけど、
私を脚本家の道へと導いてくれたのはヤバちゃんなので、
こうして形を変えて再びタッグが組めて本当に嬉しいです。
「ロケが始まったら山形で飲もう!」なんて盛り上がっていたのに、
私が体調を崩してしまって叶わず。
でもヤバちゃんが毎日現場の様子を写真に撮って送ってくれたから、
なんだか自分も一緒に参加してるみたいな気分になれました。
感謝です。
私が太宰治賞に入選した頃、
ヤバちゃんはちょうどマネージャー業を休止するところで、
「最後の置き土産」と言って「世にも奇妙な物語」の
スタッフとの縁をプレゼントしてくれました。
それがキッカケで思いもしなかった未来への扉が開いたわけで・・・
考えてみると、彼女は私にとっての青おにのような存在なんだなぁ。
そしてもうひとつ、面白い繋がりが。
それは、この方・・・
BSコンシェルジュの番宣にも登場していらっしゃいましたね。
今回、ドラマの中でワインをつくっている木南さんの演技指導と、
脚本監修を担当してくださったワイン醸造家の川邊久之さんです。
ずっとスタッフを介してのやりとりだけで
一度もお会いしたことがなかったので、
高畠ワイナリーへご挨拶に伺って来ました。
川邊さんは日本のワイン界に新しい風を吹き込んだと言われる、
その筋では大変有名な方なのですが、
気取ったところがまったくなく、
お話していると本当にワインづくりが好きで好きでたまらない!
という感じがストレートに伝わってくる、
素朴で温かな印象のとても素敵な方でした。
今度ドラマから着想を得て、
高畠ワイナリーで「青おに」「赤おに」という名前の
ワインが発売されるらしいですよ。
ワイン通の方々、要チェックです!
で、そんな川邊さんとの面白い繋がりとは何かというと・・・
実は私の旧友・りょんりょんと川邊ご夫妻との間に、
長きに渡る親交があることが判明しまして。
私と川邊さんは住んでいるところも遠いし、業種も違うし、
本来なら接点を持たないばずの間柄なのに、
こんな形で輪が繋がるなんてビックリ。
ホントすごい偶然です。
この日も出発前に高畠ワイナリーに行くことを
りょんに報告したところ、「聞いてるよー」と言うので
「一緒にくる?」と冗談半分で言ってみたら。
ホントにやって来ちゃいました(笑)!!
仕事の現場で、しかも山形で、
プライベートな友だちと一緒にいるってなんか変な感じ。
つくづく人の縁って不思議だなぁ。
実は主演の村川さんとも意外な繋がりがあったし、
このドラマには何か巡り会わせのようなものを感じる。
いろんな意味で思い入れのある作品になりました。
ちなみに、りょんの滞在時間はわずか3時間半。
川邊さんと会って、あとは米沢牛を食べるためだけに来たという(笑)
なんとフットワークの軽いことよ。
でもりょんのこういうところ、いつもいいなって思う。
わざわざ駆けつけてくれて嬉しかった。
お肉最高だったね。ありがとね。
今回は私事を長々と書いてしまいましたが。
高畠町では他にもお世話になった地元の方たちに会いに行き、
無事放送日を迎えられたことの報告とお礼を伝えて来ました。
その話はまた次回ゆっくり書きますね。